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NEXT 【完結】
第21章 電話とリアル
「イケたね...」

首筋にキスを落としながら、そう囁く。

「...んっ?」

「稜、今指でイったよ」

「うそっ...」

「ほんと。いつもと、ちょっと違わなかった?」

そんな事を言われても、必死に耐えていたのでよく覚えていない。

羚汰が優しく微笑んでいる。

「でも、気持ち良かったでしょ?」

指かどうかはよくわからなかったが、気持ちはよかった。
なんとか頷く。

「よかった。これからどんどんヨクなるよ」

「...そうなの?」

「大丈夫」

そう言って優しいキスをする。

確かに、気持ち良くないままなのは勿体ない気がした。
羚汰の手で開発されていくのは、また違う意味で快感を覚える。

「じゃ、今度はもっと頑張るね」

ぷっと羚汰が吹き出す。

「頑張らなくていいんだよ。...稜は考え過ぎなの」

「...そう?」

「そうなの。もっと俺を信用して?」

「信用してるよ!」

「うーん。そうなんだけど。ちょっと違うんだなぁ」

「?わからないんだけど」

「あは。余計なこと言っちゃったかなー」

稜を抱きしめてぐるんと回転する。

「俺も頑張る。稜が余計なこと考えられないぐらいイケるように」

十分、凄い回数イカせて頂いてますけど!?

またぐるんと回転して、稜が下になる。

「きゃっ」

「まだまだ、だからね」

羚汰の目が妖しく光る。

「...そうなの?」

今まで以上の何かがこの先待っているのだろうか。
そう思うと、背中をなにかが走り抜け、鳥肌が立つ。

にやりと妖艶に笑って、舌が覗いた口が大きく開いて稜に襲い掛かる。
思わず、稜も舌を出してゆく。

舌が絡まるかと思っていたら、その稜の舌を咥えて吸ってきた。

「んっ!!!」

稜の舌をすっぽり包み込むようにして、強く吸われる。
羚汰の口の中に引き寄せられてゆく。

今までしたことのないキスに稜は動揺が隠せない。

「んんっ」

舌全体を包み込まれて、羚汰の口の中で強く時にやさしく吸われ続ける。
慣れて来て、気持ちが高ぶってくる。

ふっと吸う力が弱められ、羚汰の舌が入ってくる。

稜は、躊躇いながら羚汰の舌を咥える。
角度を変えながら、差し出された舌に吸いつく。

戸惑いながらも必死に返そうとする稜が、羚汰には愛おしくて堪らない。


溢れた唾液が、稜の口から首を伝って流れてゆく。
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