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第22章 カップルとしての初デート
パジャマに対してはもう諦めていた羚汰だったが、稜が自分から膝に乗ったのは少しビックリしたようだ。

少し機嫌もよくなったのか、キスをしながらゴツい素材の長めのカーディガンのボタンを下から外してゆく。

外しながら少しずつ羚汰の顔が変わってい行く。

羚汰の舌が稜の中をねっとり進んでゆく。

「...稜?」

「ん?」

「なんか思ってたのと違うんだけど?」

「でしょ?羚汰が言ってたようなのがなくって」

「ちょーーエロいんですけど?」

「えっ?」

稜はスカイブルーの薄い綿の素材で出来た、キャミタイプのスリップドレスのようなものを着ていた。
おそらく立ち上がると太ももの半分ぐらいしかないだろう。
ベビードールと言う程ではない。ネグリジェの部類だ。

胸のあたりがVになっていて、レースが少しだけひらひらと付いている。
そのレースの向こうにはこぼれそうな胸と、胸の頂がうっすら見え隠れしている。

胸のすぐ下から少しだけふわりと広がるスカート部分は生地が光に透けていて、うっすら見える体の影が美しい。

稜が後ずさりして、羚汰の膝から降りベッドの側に立つ。

「だって、胸のここらへんまでボタンがいいっって」

「こっちのがいい!」

右手で稜の右の腕を引っ張り、体を反転させて後ろ向きに膝に乗せる。
左手を後ろから谷間を通ってゆっくり右胸に差し入れる。

「っ...」

「ボタンより断然いいよ」

自分の足を開くことでその上に跨っている稜の足を開かせると、右手で濡れ始めていた稜の中心をショーツ越しになぞる。

「...はぁっ」

柔らかなタッチに、稜の体がほぐれてゆく。

ショーツを撫でていた羚汰の手が、ふと止まる。

「ひょっとして」

稜が履いているのは、横が紐で蝶々結びのショーツだ。
ネグリジェの横からそれを確認した羚汰の心拍数が跳ね上がる。

「超エロいよ...稜」

そう言いながら、耳の後ろを舐めてゆく。

「んっ...」

「あぁ。このままシタい」

「はぁんっ、...脱がせて、くれないの?」

「脱がせるけど、今はこのまま」

そう言うと、ショーツの右の紐だけを解く。
直接蜜が溢れるそこへ手を差し入れた。

「...はぁんっ」

入口を少し押し広げると、そこが音を立てはじめる。
羚汰の右手が蜜をまとって往復する。
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