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NEXT 【完結】
第23章 パーカー
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「ねぇ。何か下着貸して?あと、Tシャツかトレーナー」
さっき、稜の部屋から移動した時、全裸にコートだったのだ。
「んー。じゃ、これ履く?新しいやつ。服はそうだなー」
羚汰が寝室にあるクローゼットから、ボクサーパンツを出す。
「あ、服はそこにかかってるあのパーカーがいい!!」
「いいよ。もう乾いてるだろうから、取って」
窓際に簡単な洗濯物掛けがあって、そこにあのパーカーが干してあった。
稜は、ボクサーパンツを履いて、パーカーを羽織って前を閉める。少しパーカーの下からパンツが覗いている。
「やっべー。その格好超エロい!!」
布団に戻っていた羚汰が、水槽の前で着替えた稜を眺めている。
稜も、久しぶりのパーカーに嬉しくなってその格好でくるっと回ったりした。
「一番最初に借りたとき、こうやって着てたんだよねー」
実際は、下着も履いてなかった。
「えっ?素肌に?」
「うん。こうやってると、羚汰に包まれてるようで。匂いもしてさ」
そう言って、胸元の生地を鼻に持って行って嗅ぐ。
洗濯したばかりなのに、やっぱり羚汰の匂いがする。
「...それって、付き合うずっと前だよね?」
「うん。羚汰の事、好きになりかけてた時、かな〜?」
そう言われてみれば、まだ最初の頃で。
これを着て、羚汰の色んな事を妄想したりしてたー。
なんだか恥ずかしくなって、コートを着ようと足元のコートを拾う。
「きゃっ!!」
羚汰に強く抱きしめられていた。
稜の耳元に口を持って行って囁く。
「ねぇ。...聞いてい?」
羚汰の声が何だか息が上がっていて、稜までドキドキしてきた。
「...何?」
「これ着て、俺とのこと想像した?」
「えっ?」
「俺とセックスするの」
「...」
「オナニーしたんだ?」
「...っ!!」
稜が激しく真っ赤になる。
抱きしめたままだったが、稜の体の反応で確信したのか、より強く抱きしめる。
「やっぱり!」
「そんなに何回もじゃないよ!」
「1回じゃないんだね?」
稜は益々墓穴を掘った。
きつかった腕の力が弱まって、羚汰の右手の指がパーカーの上から稜を撫でる。
「こんな風に乳首を勃てて?」
「...ぁんっ」
さっき、稜の部屋から移動した時、全裸にコートだったのだ。
「んー。じゃ、これ履く?新しいやつ。服はそうだなー」
羚汰が寝室にあるクローゼットから、ボクサーパンツを出す。
「あ、服はそこにかかってるあのパーカーがいい!!」
「いいよ。もう乾いてるだろうから、取って」
窓際に簡単な洗濯物掛けがあって、そこにあのパーカーが干してあった。
稜は、ボクサーパンツを履いて、パーカーを羽織って前を閉める。少しパーカーの下からパンツが覗いている。
「やっべー。その格好超エロい!!」
布団に戻っていた羚汰が、水槽の前で着替えた稜を眺めている。
稜も、久しぶりのパーカーに嬉しくなってその格好でくるっと回ったりした。
「一番最初に借りたとき、こうやって着てたんだよねー」
実際は、下着も履いてなかった。
「えっ?素肌に?」
「うん。こうやってると、羚汰に包まれてるようで。匂いもしてさ」
そう言って、胸元の生地を鼻に持って行って嗅ぐ。
洗濯したばかりなのに、やっぱり羚汰の匂いがする。
「...それって、付き合うずっと前だよね?」
「うん。羚汰の事、好きになりかけてた時、かな〜?」
そう言われてみれば、まだ最初の頃で。
これを着て、羚汰の色んな事を妄想したりしてたー。
なんだか恥ずかしくなって、コートを着ようと足元のコートを拾う。
「きゃっ!!」
羚汰に強く抱きしめられていた。
稜の耳元に口を持って行って囁く。
「ねぇ。...聞いてい?」
羚汰の声が何だか息が上がっていて、稜までドキドキしてきた。
「...何?」
「これ着て、俺とのこと想像した?」
「えっ?」
「俺とセックスするの」
「...」
「オナニーしたんだ?」
「...っ!!」
稜が激しく真っ赤になる。
抱きしめたままだったが、稜の体の反応で確信したのか、より強く抱きしめる。
「やっぱり!」
「そんなに何回もじゃないよ!」
「1回じゃないんだね?」
稜は益々墓穴を掘った。
きつかった腕の力が弱まって、羚汰の右手の指がパーカーの上から稜を撫でる。
「こんな風に乳首を勃てて?」
「...ぁんっ」
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