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第23章 パーカー
「鍛えてるの?」

「まさか!バイトだよ。普段の皿運ぶだけでも結構力使うし。稜は知らないだろうけど、裏の荷物運びハンパないんだよ。ワイン多いからさー」

「やっぱりクリスマスは忙しいの?」

クリスマスの頃の予定を聞くキッカケが出来た。

「ちょー忙しいらしんだよね。なんか去年の様子聞いたらゾッとした!」

「そっか...」

がっかりする稜をきつく抱きしめる。

「ごめんね。クリスマス明けの月曜日にならないとデート出来かも」

「それっていつ?」

稜は慌てて部屋を移動して、スマホも何も持ってきてなかった。

羚汰が手を伸ばしてカバンの中からスマホを取り出す。

「あー、今年はもうほぼ年末になるなぁ」

「見せて。...たぶん、会社の仕事収めの日だ」

「じゃ、この月曜日に2人でパーティしよ!ウチは確かこの日から年末年始休みに入るから」

「...次の日、ずっと一緒ってこと?」

「だね!」

「実家に帰ったりしないの?」

「うーん。帰らなきゃなんだよねー。まあ、水曜の昼でいいかな?火曜は稜と一緒に丸一日イチャイチャして過ごしたい」

羚汰が、稜の胸に両手を伸ばしてその間へ顔を埋める。

「え?ずっと?デートしないの?ご飯食べに行くとか」

「俺、クリスマスを恋人とって過ごしたことないけどさ。クリスマスって、恋人とセックスしまくる日なんでしょ?」

両手をわしゃわしゃと動かし、にやりと笑いながら出来た谷間に舌を這わす。

「...んっ」

確かに恋人たちとって、クリスマスはそうなりつつある気がする。
しかし、稜にとっても久しぶりに恋人のいるクリスマス。そういう実感はまだ沸かない。

「お正月、早く帰ってくるからさ。そしたらそこで、初詣デートしよ?」

羚汰の舌が踊って、胸にある濃いピンクの先にたどり着く。

「で、そこもセックスしまくるっと」

嬉しそうにそう言って、稜の胸に吸いつく。

「ぁっ...。セックスばっかじゃん」

「ん。それを励みに、この忙しいの頑張るからさ。ご褒美?」

「...羚汰。そろそろ時間来るからさ。やめないと」

さっきスマホを見たカンジではそろそろいつもの終わる時間だ。

「えー。も1回シタいなぁ」

「明日、ね」

「ちえー」

口ではブツブツ言いながらも、体をすっと離した。
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