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NEXT 【完結】
第34章 羚汰side★
振り返った稜の顔を見てまたドキリとする。

半開きになった口から色っぽい声を吐き、とろんとなって半分伏せた目の長い睫からは綺麗なしずくが零れ落ち、すべてが色っぽい。

体を引き寄せ深く繋がりながら、顔に流れ落ちた涙をぬぐう。

俺が顔に触れるだけで、稜が嬉しそうな顔を見せる。

「...んっ...あっ...んんっ」

この表情やしぐさを俺が作っていると思うと、体にまた違う快感が走る。

ヤバイ...。


稜を力強く抱きしめて、ねっとりとしたキスを繰り返す。


気が付けば部屋がだいぶん明るくなってきて、あんま時間なさそうだけど。

まだ離してあげられそうにない。


ゆっくりした律動を繰り返しながら、稜の体を起こしてゆく。

少し動いただけで次がわかったのか、稜もすすんで羚汰の首に腕を回し、体を変えてゆく。

羚汰にしがみつくようにして、腰を艶めかしく動かす。

「んっ...ふぁっんっ、んぁあっ...んっ」

最初の頃、超ぎこちなかった稜の腰使いも、最近は滑らかにポイントを押えた動きをするようになった。

まだまだな部分もあるが、その発展途上のカンジが羚汰には余計堪らない。

時折奥に当たるのか、稜の体がソコに当たるギリギリをゆっくり加減しているのがわかる。

はじめのうちは、体をゆったりと弄りながらも、ゆっくりした稜に任せてみる。

目を伏せて快感に耐えながら腰を振る稜。
そのキレイな顔に汗で張り付いている髪を、そっと除ける。


俺がガンガン攻めている時とはまた違う表情...。

ヤバイ。

稜のナカのモノが一段と熱を帯び、たまらず稜の体が飛び上るほどの突き上げを始める。

「っはあぁんっ、...あぁあっ、うっんっ、すごっんんっ」

「...稜のセイだよ?」

そう言って舌を近づけ、稜の舌を求める。

宙で舌が交差する。

唾液が糸を伝い垂れて光る。


もう羚汰も考える余裕などなくなってきた。


ベッドのスプリングを使って、固く抱きしめた稜の体を下から突き上げ始める。

「ひゃぁあっ、おくっ、奥にぃっ、あああっ」

思わず体を仰け反らして、舌を離し衝動に体を揺らして悶えてしまう。

「...稜」

頭を引き寄せ、また舌を交わす。

激しい吐息を繰り返しながら、それでも稜がなんとか応えようとする。
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