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第34章 羚汰side★
「羚汰っ...羚汰もっ気持ち...あっ、いいっ?」

律動に耐えながら、稜が体を反らせてそう聞いてくる。

「んっ、恥ずかしっ、声でちゃった。稜のナカ、やばいぐらい気持ちイイっ、からっ!」

恥ずかしくて、ペラペラ言い訳を言いながら、体を反らせた稜をうつ伏せに近いぐらいまで打ち付けて追い込んでゆく。

...かっこ悪りぃ。

言い訳をして余計に恥ずかしくなり、無言で力を込める。

「はぁっんっ...んあっ...私もっ...」

「んっ...稜も、もっと声、出してよ?」

うつ伏せから、ゆっくり四つん這いになるように誘導してゆく。

次第に腰の速度を上げてゆき、大きな音をさせて激しく交じわう。

「あっあっあっあっ、んっんんっあっあっ」

繰り返される素早い扇動に、稜の体も激しく前後に揺れ、胸も揺れる。

四つん這いになっている両腕を取って、羚汰が自分の方に引っ張る。

「はぁっ、んっあっあっあっんっんっあっ」

律動とは違う角度に頭を揺らしながら稜が悶えている。

引っ張っていた腕をたぐり寄せ、稜の体を起こし密着すると、両胸を後ろから揉みしだき、先を弄る。

「ぁああんっ、あっ、だめぇっ、ふぁんっ」

体を打ち付けながらも、耳を後ろから舐めて、ワザと吐息混じりに声を出す。

また片方の腕を引っ張って、稜とキスを交わす。
苦しい体勢ながらもキスをすると、稜のナカがより一層締まる。

腰を振り上げながらも、少しずつ膝を曲げて、背面の座位になるように持ってゆく。

「ダメじゃなくて、もっと、でしょ?」

「...あっ、ああっんんっ、...もっとぉっ...あっ!」

片方の手を胸から外し、そっと中心へ持っていき、稜の敏感な芽に刺激を加える。

「ぁあああっ!んあっ、ダメ!それダメぇっ!!」

声がより一層高く激しく悶え、羚汰の責めから逃れようとする。

ナカがまたきゅうううっと締まって、体も反り返る。

「...くっ」

その腰を両手でガッシリと掴んで、激しく腰を動かし、ナカが波打ち限界が近い稜を追い込む。

「...あーーっ、んんっ、もうっんっ、はぁああっ、イっちゃうっっ!...んんああっ!!」

稜の体が、何度か痙攣を起こしてベッドにうつ伏せになる。

稜が落ち着くのを待って、また体を変えてゆく。
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