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NEXT 【完結】
第34章 羚汰side★
ダメだ。眠れそうにない。


もう大学へ行ってしまおう。


そうだ。

大学に行って、噂の事を確かめないと。


一体誰があんな噂を流してるんだろう。


羚汰はシャワーを浴びて準備を済ませ、大学へ向かう。


俺が子ども??隠し子??

どっからどーなってそうなったのだろう。

しかも、子どもの写真を持ち歩いて、見せて回ってる??

確かに、それだけを聞いていたら、信憑性がありそうな...。


色んな噂が流れているのは知っていたけど。

このハナシは聞いたことなかった。


稜は、どこまで聞いたんだろう。


まさか、あのハナシは...知らないよな。



子ども云々より、あのハナシのがヤバイかもな...。


稜にだけは知られたくない。




あーくそ。なんで、こうなるかな。

そもそも、そうなるつもりなかったのに、あの時も、噂が先行してー。

でもまあ、それでもいっか、って思ってしまったのがいけなかった。

思えば、あの時の俺はどうかしてた。



このハナシが稜に伝わらないようにしなければー。




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