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第39章 深まり
「っ!ちょ、りょうっ!」

慌てて稜の肩を掴んで引きはがそうとする。

「ダメ?」

「...っ。...も、いいの?」

羚汰が恐る恐る聞き返す。

稜もどう返事をしていいかわからず、思わず目線を逸らして無言で頷く。

女の子の日は済んでいる。
ただ、さっきまでは昨日のことで気が乗らなかったのだ。
そのことをどう説明すればいいかわからなかった。

羚汰もおそらく両方の意味で聞いてきているのだろう。
それがわかるだけに、余計言葉を発することができなかった。

それで珍しく行動に移したのだ。

稜の反応を見ながら、羚汰がゆっくりではあるが組み敷いてゆく。

「...ヤバイよ?」

羚汰が稜の耳元で囁く。

「え、何が?」

「稜、可愛い過ぎるよ。優しくデキないかも...」

そう言いながら、耳の裏を舐め上げる。
するすると手は、太ももを這い上がってワンピースを脱がせにかかっている。

「...んっ、やだ...久しぶりなんだからっ、...優しくシテ?」

「んー、どうかな〜?」

稜のワンピースを脱がせ終わると、羚汰が素早く自分の上着も脱ぎ捨てる。

そのたわいも無い動作に、稜がどきりとする。
久しぶりに羚汰の肌が触れると、それだけで高揚する。

体を優しく這っていた手が、稜の顔のあたりまでやってきて、優しく頬を撫でる。

「稜...。好きだよ」

そう言って、親指が唇をなぞる。

「私も...羚汰が好き」

稜も手を伸ばして羚汰の頬を撫でる。

引き寄せ合うように唇を重ね、優しく舌を絡ませてゆく。

2人の甘い吐息と濡れた音が次第に激しさを増す。

差し出した舌を包み込むように吸い付き、互の自由を奪い合う。

「...んはぁっ」

「はぁっ、...ヤバイ。マジ止まんねぇ」

そう呟いてまた稜の舌を求めて激しく食らいつく。

稜の口内を暴れ周り、唾液を交わす。

稜はもう意識が朦朧としてきていた。
羚汰にやっとの思いで応えてゆく。

そんな稜の体を弄っていた手が胸にたどり着き揉みしだく。

「んっ...はぁんっ...」

羚汰の舌がやっと唇から離れ、そのまま稜の体を這い回る。

そのまま頂きに到達すると、その刺激に稜の体が跳ねる。

膨らみに指を食い込ませながら、唾液を含ませた舌で丹念に愛撫を繰り返す。

「あっ...んぁんっ...んっ」
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