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第41章 約束の約束
「めちゃ、可愛かったよ...」

優しく頭を撫でられ、いつの間にかどこかへ帽子が飛んでいったことに気づく。
なんとか呼吸を整え体を羚汰から起こそうとすると、羚汰の顔が近づいてくる。

「そろそろ挿れたいんだけど、い?」

そう言って、稜の下唇を食むようにして吸いつく。

稜が体をずらして、コートで隠れたその場所に目を遣る。
羚汰の中心がズボンの中で苦しそうにしている。
稜がそこに手をやり、ズボンの上から撫でる。

「はっ、...ヤバイって」

少し撫でただけなのに、羚汰の眉間のシワが深くなり甘い吐息を吐く姿が、稜を煽る。

羚汰がズボンのボタンを外し、ファスナーを下ろす。
すかさず稜の手が伸びると、羚汰が静かに笑う。

「稜、待って」

コートのポケットから、羚汰がゴムを出している。
稜は、膝から降りてすばやく用意するのを、身をかがめている羚汰の髪の毛にキスをしながら待つ。

「...おいで」

顔をあげて羚汰が稜を引き寄せながら呼ぶ。
稜も素直に従う。コートを広げて、羚汰を包むようにして膝の上に乗りなおす。

薄暗い中で、互いを確認しながらゆっくりと重なる。

「...んっ...あっ...」

「ぁあ...稜...」

見つめあったまま、稜が深く体を沈める。
どちらどもなく舌を絡めると、それが合図でもあるかのようになめらかに稜が腰を動かし出す。

「んふっ...はぁっ...ぁあっ」

羚汰の手が、コートの中で稜の体を弄る。
まだブラの中にある片方の胸を同じように剥き出しにして、その先を指で弄ぶ。

「んっ、ああっ...あっ」

次第に激しくなる稜の動きに合わせて、羚汰も下から突き上げはじめる。
ベッドの上のようには上手い具合にいかないもどかしさが、2人の動きを激しくしてゆく。

「んんっ、羚汰っ、あっ」

イマイチ体を動かせない羚汰が、体の角度を変えたいが、稜が寒空の下裸同然なので離れられず限られてしまう。

羚汰が、そのまま身体を寝かせて稜を呼ぶと、稜がその上に覆いかぶさる。
羚汰がまたきつく抱きしめると、そこで激しく腰を動かし出す。

「ああっ、あんっ、んはぁああんっ、やぁっ」

「稜っ、...はぁっ」

激しく繰り返される律動に、稜の体が跳ね上がり腕をついて身を起こそうとする。

その体を引き寄せるようにして唇を重ねる。
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