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NEXT 【完結】
第42章 Sweetest
「りょう...た...。も...ほんとに...」

乱れた髪を羚汰がよけて、その額や頬にキスが落ちてくる。

次第に唇に近づいてくるのを、稜から近づけて唇を合わせる。

互いに舌を絡めて荒々しく求め合う。

羚汰が、ゆっくりと律動を始める。

「んっ...んふっ...」

しっかりと体を抱きしめ合いながらも、突き動かされ体が大きく揺れ動く。

「んっ...あっ、あっ、ああっ」

「稜...こんな時に言うと、嘘っぽく聞こえるかもっ、だけどっ、ぁあ...好きだよ」

耳元で、羚汰が独り言かのようにつぶやく。

そうつぶやく声に気持ちが溢れているようでとても嬉しくなる。稜もしがみつきながらも必死に返す。

「っ、んっ、わたしもっ、...すきっ、んっんんっ」

羚汰が顔を上げ、オデコをつけるかのように顔を近づけて見つめる。

「好きだー。ホントに。...好きだよ」

「好き。私も、好きー」

見つめ合いねっとりとしたキスを交わすと、稜が意を決して話しかける。

羚汰に応えたい。

羚汰の溢れんばかりの気持ちに。

「...いっぱい、して?」

「稜...」

「お願いー」

「...一緒に気持ちよくなろ」

またキスを交わすと、羚汰が体を起こして稜の腰を掴み、腰を振るスピードを早めてゆく。

「あっ、ああっ、そこぉっ、ああっ、いいっ」

激しく動かしながらも、稜の好きな場所に狙いを定める。

「ーっ、はぁっんっ、あっあっああっ、あっんんんっ」

腰が浮くほど体を反らせて、声にならないほどの嬌声をあげて悶える。

仰向けに寝かされた時に、枕を頭の下に差し入れられたが、それが破れて羽根が出てくるのではと思うほど握りしめている。

羚汰は時折緩急をつけたり、稜の足の角度を変えたりしてなおも突き続ける。

「んぁっ、りょっ...うたぁっ、羚汰っ、ああっ」

稜が呼ぶと、羚汰が体を倒して抱きしめる。

「あぁ、...稜」

荒い吐息と激しく揺れ動く中ではあるが、見つめ合いながらまた舌を交わす。

キャンドルの明かりが、羚汰のその悩ましく恍惚を浮かべる顔を怪しく照らす。

その表情を作っているのは自分なのかと思うだけで、体が益々熱くなり、羚汰への思いでいっぱいになる。

「んぁっ、...んっ、あっああっ」

「はっ、...ぁあ、そんなに締めたらっ」
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