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第42章 Sweetest
羚汰が律動的に突き上げるような動きから、最奥に体を押し進め、より深く深くその先へと掘り下げるような動きを何度か繰り返す。

「あっ...ああっ....っ!!」

「あぁ、稜...稜っ!!」

羚汰の腕の中で、稜が勢いよく体を反らせてやってくる波に体を任せる。
抱きしめる羚汰もその腕に力を込め、最後となるその動きに力を振り絞る。

「うぁっ、あっ...っはぁあっ!!」
「んぁっ、あっ...っあああっ!!」

押し寄せ体を駆け巡るその快感に身を預ける。

「はぁっ、...あぁ...」
「んっ、...んんっ」

体のナカに、脈を打つ羚汰を感じる。
カタチがわかるほど密着していることも。
その存在がとてつもなく嬉しくて。

「稜...大丈夫?」

羚汰が心配そうに頭を撫でている。

「ん...」

続けて目の辺りを拭うように撫でられて、やっと自分が涙を流してる事に気づく。

「あ...。大丈夫。...嬉しくて。凄く、嬉しくて」

手を伸ばして、羚汰の頬を包み込むようにしてそう言うと、ほっとした表情を浮かべて微笑む。

「俺も...」

そう言って、羚汰の頬に当てていた稜の右手を握り締め、その指にある指輪にキスをする。

それからまた抱きしめるようにして、稜の唇にキスをする。

いつまでもそうしていたかったが、身を翻して片付ける。
ついでに、今度こそキャンドルも消した。

それからまた羚汰に後ろから抱きかかえられるようにして布団に入った。

「キャンドル効果、ハンパなかったなー」

「...また、使おうね」

5つあるキャンドルは、大小様々なサイズではあったが、大きなキャンドルで、随分長い時間使ったにも関わらず、まだ半分以上残っていた。

「マジ!?いいの??稜ってば、いつの間にそんなに大胆にー」

「違うよ!キャンドルの光が綺麗だからっ。それにきっと、今回は長くつけてたのとか、ほら、他の要素が...」

ごにょごにょ言っていると、後ろから首すじや肩のあたりにいくつもキスされる。
笑いながら、されるキスはこそばゆい。

「でも毎回使ってたら、サスガの俺もしんどいかなっ」

「毎回じゃなくていいよ!」

慌てて振り返るとまた唇を奪われる。

「あはは。冗談だよ。また、いつか、ね」

「うん...」

「...オヤスミ」

「オヤスミ」

ゆっくりと深い眠りに落ちたー。

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