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第44章 Situation
「はぁ...、稜、こっち見て」

目を伏せがちにしてゆっくり腰を動かしていた稜が、ゆっくり視線を合わせる。

「んっ...恥ずかしいっ...」

やはり恥ずかしさのあまり、すぐ視線を外す。

「ちょっ、こっち見てって。恥ずかしくないって」

羚汰がソファに横になっている体を少し起こして、そむけた顔を優しく包み、視線を合わせようとする。

「ほら。...りょーう?」

顔は羚汰のほうへ向いたものの、目は合わない。

「んあっ...んっ、はぁっ、あっ」

羚汰が腰を掴んで下から突き上げてみてもかえって、目をつむるばかりで羚汰のほうを向こうとはしない。

完全に体を起こして、稜を抱え込む。

「しょうがないな...」

そう言いながら稜を抱きしめると、至近距離に顔が近づき目線が否応なしに合ってしまう。

「これならもう逃げられないね」

頭と体をがっちりホールドされ、羚汰の上で揺すられる。

「んっ、そんなっ、んっ...ぁあっ」

「逃げられないよ?」

「んっ」

羚汰が笑顔で唇を軽く重ね舌を交わしながら、突き動く強さを強くしていく。

「んっ、あっ、ああっ、気持ちいっ」

「んっ、俺もっ」

明るい中、見つめ合いながらゆったりと交わる。

いやらしく交わる音と唇が重なる音、そして弾む吐息が、部屋に響いて二人を煽る。

朝早くからイケナイ事をしているようで、余計に恥ずかしさが増す。

だけどもう羚汰から目が離せない。

稜は自分からも羚汰を見つめて腰を動かしてゆく。

「はあっ、すげー可愛いよ。...もっと声出して」

「あっ、...ああっ、りょうたぁっ」

次第に稜が激しく突き動かされ、羚汰にしがみつく。

「あっあっあっ、もうっ、いっちゃううんっ」

「んっ、いいよっ」

「んっんっあっもうだめっ...んっんあああっ」

羚汰の腕の中で、体がそれまで以上に跳ね上がり、しなだれる。

荒い呼吸を繰り返しながら、舌が交わり、ゆっくり稜の向きが変えられる。

ソファの背もたれに手で捕まるようにされ、お尻を突き出す。
そこへまた羚汰が舌を這わせ、腿を伝って広がっている蜜を舐めとっている。
それによってますます蜜が溢れ出し、止まる気配はない。
指でその蜜をなで広げ、嬉しそうに声をかける。

「すごい...ひくひくしてるよ?」
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