この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
NEXT 【完結】
第48章 la corte の人たち
じれったい刺激に耐えながら発した言葉は思いの外語尾が強く、それこそ命令口調になってしまった。

慌てて手で口を覆う。

羚汰は少し驚いたようだったが、嬉しそうに笑いだす。

「ご命令のままに」

ねっとりとしたショーツを羚汰の指がおろしてゆく。
稜も腰をあげて、ゆっくりと足から抜かれていく。

足先から抜ける途端、足の指に羚汰が舌を這わす。
舌を出して舐めながら、稜の顔を見る。

稜は、羚汰の舌使いから目が離せない。

あの舌が、もうすぐ...。

そう思うだけで蜜が溢れこぼれ、シーツを濡らしてゆく。


羚汰がゆっくりと舐め回しながら少しずつ上に登ってゆく。

「...っ。...はやくっ」

膝の内側までやっと到達した時、思わず稜が急かす声を上げる。

「短気はいけませんよ。お嬢様」

「んっ、だってぇ...」

羚汰の舌が、内腿にかかる。

次第に近づく気配に、稜の体は期待にうねってしまう。

「はやくぅ...きて...」

足を大きく広げながら太腿の付け根までやってくると、羚汰がそこから離れた。

「っ、...なっんでっ」

「さっきみたいに、どこを舐めて欲しいか指でしてみて下さい」

!!!

驚いて止まっていると、また太腿を掴んで大きく広げられる。

「やっ、んっ」

恥ずかしさのあまり、手を広げてそこを覆う。

「ほら。どこですか。...そんな風に隠されたら分からないですね」

稜は躊躇いながらも、ゆっくり指で全体を広げる。

「...ここ」

真っ赤な顔をして、稜なりに精いっぱいの意思表示だ。

指で広げたそこは、蜜がより溢れ垂れてゆくのがわかる。
空気が触れて、ヒクついてしまう。

そんな稜の努力も、執事羚汰の前では一蹴される。

「そんなんじゃわかりませんね。もっとちゃんと示してくれないと」

「えっ、でもっ」

口を覆っていたもう片方の手を掴まれ、そこへ誘導される。

「ほら、こっちの手で触ってみて」

「...やぁっ」

「しないと舐めませんよ」

「やだ。舐めて」

厳しい声に思わず反抗してしまう。

涙を溜めながら小さな反抗をする稜に、羚汰が口の端で笑う。

「我儘なお嬢様だ。じゃあ、ほら一緒に」

羚汰が稜の手を掴んだまま、ゆっくりそこをなぞる。


自分の指がわずかに触れただけなのに、ビクッとなる。
/1240ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ