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第48章 la corte の人たち

ナカの指が２本に増やされ、パラパラと動いたかと思うと出し入れされ緩急を付けて攻め立てる。
稜の体がうねり、腰が上下に揺れる。

「...そんなにっ、しちゃっ、ぁああっ、...壊れちゃうぅう」

口の周りを拭いながら羚汰が体を起こし、悶える稜を嬉しそうに覗き込みゆっくり頭を撫でる。

「腰動いてますね。もっとですか？」

小さく横に首を振りながら、稜が腕を羚汰に伸ばす。

羚汰が体を倒して稜の口に舌を入れてゆく。

「んふっ...んっ...んはぁあっ」

上と下の口両方でくちゅくちゅと厭らしい音がして、同時にナカをかき乱す。

羚汰の首にしがみつくようにして稜が体をよじらせ悶える。

「やっ、もっ、もうっ...」

「ん、イって？」

そう言いながら、稜の胸を舐め回し、頂に歯を立てる。

「...んあああっ」

羚汰の頭を抱え込むようにして体を丸め、足先を伸ばすようにして稜が果てる。



稜のナカからゆっくり指を引き抜く。

「すっごいですね、コレ」

ぐっしょり濡れた手を、羚汰が舌を出して舐めるとねっとり糸を引く。

「んっ...だってっ...」

ぐったり汗ばんだ体全体で呼吸を繰り返しながら、稜がそんな羚汰を見つめる。
羚汰は、そんな稜を見つめ頭を撫でながら、指にまとわりついている蜜を舐め続けている。

タキシードに蝶ネクタイの格好で不敵に笑いながらする、そのしぐさがとてつもなくエロくて、稜の体が欲してうねる。

「りょうた...」

「はい？」

「ねぇ。...早く...キテ」

稜が手を伸ばすと、その手に指を絡め引き寄せるとキスをする、

「ちょっと待ってて」

そう言って手を離し、ベッドからも離れてゆく。

「んえっ？...なんで」

「この服のままシタいのはヤマヤマなんだけど。汚せないんだよね。明日も着なきゃだから...」

クローゼットの前で、蝶ネクタイを外し、ベストを脱ぎ、ハンガーにかけている。

稜は、呼吸を整えながら体を起こし、枕を抱えるようにして、その様子を見つめる。

「そうなの...」

「そんなに残念？」

羚汰が笑いながらズボンも脱ぎ、ハンガーにシワにならないようにかけている。

「稜が制服に弱いって知らなかったなー。何ならネットで、うおっ...」

稜が油断していた羚汰の背後に近づき、後ろから抱きつく。