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第7章 千夏の結婚式
千夏の結婚式は、10月の連休中日の日曜日に行われた。

街から少し離れた海岸沿いの南国をイメージしたホテルが式場と披露宴で、2次会は街のカジュアルレストランだ。

10月ではあったが天気がよく、海に面したチャペルには水面からの光がキラキラと差し込み、とても素敵な空間だった。

背の高い貴之と千夏は、式場のモデルのように素敵で誰もが息を呑むものであった。

稜は、2人が終始笑顔で見つめ合う姿に胸がきゅんきゅんした。

「これを一生懸命作ってたのね〜」と有希子が笑う。

披露宴の席に座ると、ネームプレートや、メニュー、2人の紹介の載ったしおり、などなど、手作りのものに溢れていた。

招待客は、貴之が若い頃転勤が多かったのもあって、200人近かった。

その人数分、これらを作ったのだ。

ぶつぶつ言いながらも、嬉々として作る千夏の姿を思い浮かべ、有希子と顔を見合わせて笑った。

式も披露宴も2次会も、どれもが素敵で文句のつけようがない1日が過ぎていった。
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