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第54章 旅行~羚汰side編~
まだ小さく痙攣を繰り返すそこから、そっと指を引き抜く。

ぐったり体を預ける稜の唇を追いかけて、漏れ出ている吐息ごとその舌を吸う。

稜も腕を回して舌を出し求めてくる。

イったばかりの虚ろな瞳と、その仕草がなんとも色っぽくて、さっきから憤ったモノが稜の体に当たってしまう。

体をほとんど反転させた稜が、キスを交わしたままソレにゆっくり手を伸ばす。

「!!」

「...羚汰。...私も、シタい...」

マジで?

そう言われただけで、もう限界近いんですけど。

何も発せず、背中にもたれていた石に体を引き上げてよりかかる。

その前に座った稜が、ゆっくり手を動かして、そこへ顔を近付ける。

「...っ!」

昨日から降っては止みを繰り返していた雪は、どうやら本格的に収まったらしく。
雲の切れ間から、朝日がさしている。

温泉の湯気が立ち込める中、朝日に照らされた稜が自分のモノを舐め回している姿に、気がおかしくなりそうだ。

稜の顔に手を掛けると、稜が目線だけをこちらを向ける。

「くっ...」

体中の血が沸き立つのがわかる。
しかし、ここでイク訳にはいかない。

なんとか堪えた所に、稜が大きく咥えこむ。

「んっ...んっんっんっ」

「やっ、マジヤバイっっ」

必死で引き剥がし、それでも手を伸ばそうとする稜から少し離れる。

そして、さっきピアス外しに行った時に、こっそり持って来た小袋を岩場の影から取り出す。

一応羚汰は、ダメモトで用意しては来たのだ。

「稜、コレ着けて」

サスガにコレは嫌がるか。

出した手を引っ込めようとすると、稜が俯きながらも近づいて、その袋を手に取る。

無言で袋を破って取り出し、そこに被せてゆく。

自分で仕向けておきながら、実際は触られただけで限界だ。

「やっべ...」

「え?変??」

被せ終わったのか、稜が伸び上がってくるのを抱きしめる。

「稜は変じゃないって。変なのは、俺の方」

顔が近づいて、唇が重なる。

稜の体を誘導して、お尻を突き出すように立たせると、ゆっくり自分の上に重なる。

「んあっんっ、あああっ...はあんっ」

ナカを貫く快感に稜のカラダが伸び上がって、それから始まる律動に大きく動き出す。

「んっ、やっ、すっごいっんっ」
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