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第56章 カラダでお支払い
「...稜、ほら、こっち見て?」

「無理っ...」

羚汰の手が、座る羚汰に必死でしがみつく稜のカラダを少し引きはがすようにする。
その間も揺らし攻め立て、稜の体が上下に跳ね続ける。

「ほら、言って?もう時間が、来るから」

「ああっ、だめっ...イっちゃううっ」

果てに追いやられそうになる所で、羚汰の動きが弱まって、顔を半ば強制的に向かされる。
軽く口付けが交わされ、稜もなんとか羚汰の首に手を回して均衡を取る。

「やっと目が合った。...そろそろ日付変わったんじゃね?約束したじゃん?」

「ん...はぁっ、りょぉたっ、誕生日おめでと...」

羚汰の誕生日、日付を跨ぐようにして、体を重ねていた。
もちろん、羚汰のリクエストで。

「はぁっ、イイね。ちょー嬉しい」

そう言いながら、今度は深く口付けをし舌が絡まる。
汗ばむ体が音を立てて擦れて、羚汰の腕の中で稜の背中が反り返る。
羚汰の熱い息が、稜の体を余計におかしくしてゆく。

「くっ、てか、ヤバイ。ホント気持ち良すぎ」

「ぁああっ、あっ、もうっ、ほんとに、...イクっ!!」

羚汰の腕の中で大きく痙攣をして、稜があっさりとイってしまう。

ぐったり体をあずける稜をきつく抱きしめて、ベッドに寝かせる。
足を大きく持ち上げるようにして、羚汰の腰が滑らかに大きく動いて跳ねるように奥を目指す。
次第に激しさを増す羚汰の動きに、稜は声にならない嬌声を上げ続ける。

「やっ、あっ、あああっ!」

あまりの激しい律動に、羚汰の首にかけている手に力が入り体がベッドから浮き上がる。

「稜っ、力抜いて...」

苦しそうに眉間にシワを寄せて羚汰がそう言っているのはなんとかわかったが、どうにも出来ない。
また押し寄せてくる先ほどより大きな波にあがらうように、体がうねり跳ねる。

「ああっ、あっあっあっ!...んあああっ!」

「ああっ!くっ、...はあっ」

上体以上に激しく動く稜のナカの動きに、羚汰も耐えれきれずゴム越しに熱い白濁を解き放ち、2人で抱き合って果てた。



いつもの様に、後ろから羚汰が抱きついて布団に入り直している。

「誕生日おめでと」

羚汰の腕をつかんで、稜がさっきちゃんと言えなかったお祝いを言う。

「ん。ありがと。これで、稜にちょっとだけ近づいたね」
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