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NEXT 【完結】
第58章 3週間ぶり
しがみついた腕の中で、それが見えた時、稜は胸がよりいっそう苦しくなるのがわかった。

3週間、稜には凄く長くて寂しかった。
けど、それは羚汰も同じ。

きっとそれ以上かもしれない。

「あっ、ああっ、...りょ、うたっ」

あえぐ声で震えているからか、羚汰の耳には届かない。

「んっ、あっ、りょっ、羚汰っ」

「ん?イっていいよ?ってか、さっきからイキまくってんじゃん?」

やはり少し怒っているのか、稜の胸に荒々しく弄りながら言葉も強い。

「...違っ、ああっ、ちがうっ」

羚汰が体を少し起こして、稜の顔を覗き込む。
確かに稜は先程から羚汰の言う通りイキまくって、視界がぼやけてはっきりしない。

「何」

「っ、...凄く、会いたかった、のっ」

「...ん」

「だから、もっと、して?...羚汰も気持ち、よくなって?」

ふっと羚汰が笑った気がした。

「稜、気持ちいい?」

「んっ、...あっ、いいっ」

「俺も」

見つめあって柔らかくキスを交わすと、羚汰のより質量を増して猛々しくなったそれが、稜の奥をめがけて躍動を始める。

「んんっ、りっ、ょぉた、ぁあっ!...っ」

また稜が体を痙攣させる。
その波打つナカを羚汰は尚も突き続ける。

「ああ...稜っ」

荒々しく羚汰の息が、濡れた肌にかかる。

「んあっ、...もぅ...らめっ」

「俺も...っ」

大きく反り返る稜の体を抱きしめて、羚汰がそのナカで欲を放つ。
ゴム越しとはいえ、駆け上がり放たれるその大量のモノを感じて、より稜のナカがうねり奥へと誘う。

「くっ、はっ...」

大きく打ち付け欲を出し切ると、また稜の口に舌をよせる。



気がつくと、稜はベッドのシーツの中に寝かされていた。

頭を優しく羚汰の手が撫でている。

「...稜?起きた?」

「ん...ごめん。寝ちゃってた?」

「ちょっとね」

羚汰がおデコにキスを落として、ベッドから降りる。

「お腹空かない?稜が寝てる間に、ルームサービス取っちゃった」

羚汰が座る1人がけのソファの前に、小さな机があって、ベッドからはよく見えないがそこに料理が並んでいるようだ。

「食べよ?」

そう言われてみれば、会社で軽くエナジーバー的なものを食べただけで、夕飯はまだだ。

「ん」

体を起こそうとするも、重くて思うように起き上がれない。
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