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NEXT 【完結】
第59章 ハルノナヤミ
「もうっ」

仕返しに、くすぐってやる。

「あははっ。それ、ナシっ」

羚汰が笑い出す。

身をよじらせる羚汰が可愛くて、いつの間にか馬乗りになって脇腹をくすぐり倒す。

「...稜っ。もう降参っ」

「参った?」

悶えるように息が荒くなって降参する羚汰を見下ろしてふと、お尻にアタる違和感に気付く。
さっきからうすうす感じてはいたものの、くすぐり始めて存在を忘れていた。

それなのに、なんて格好!

慌てて降りようとするも、体を起こした羚汰に抱きすくめられる。

勿論その場所が熱く当たって押し付けられている。

「ひゃあっ!」

「今更やめないでよね?」

腰を浮かすようにぐりぐりと擦られて、今度は稜の体がよじれる。

羚汰に体を預けると、首すじから耳にかけてを舌が這う。

「んっ、やぁっ、...んふっ」

「...稜も気持ちいいんでしょ?」

シャワー浴びなきゃなのに。
マンションにも戻らないといけないし。

気持ちを遮るかのように首を横に振るも、擦り合う場所からしっとりと蜜が溢れてきているのが羚汰に伝わる。

稜の考えがわかったのか、体を揺らしながら羚汰が提案してくる。

「マンション、戻るのやめたら?」

「っ、でもっ」

「俺のスーツケースから何か探して着たらいい。洗濯してるから」

そんな。
でも、確かに、スカートは同じでも上だけ変えれば。

考えを巡らせてみるものの、羚汰が胸を舐めまわし初めて、もう思考がうまく働かない。

「...んっ、ああっ」

「ね?」

指先で胸の先をはじかれて、体が跳ねる。

「んああっ」

「...稜も、もうやめれなくなってない?」

固くなった先を指先でこねるように弄られて、またしてもびくびくと体が揺れる。

確かにもう体中が羚汰を欲している。

「...ズルイ」

「はっ、その顔、エロっ」

互いの顔が近づいて、唇が重なる。
同時に舌が交わされ、きつく互いの体を引き寄せ合う。

「んっ...はあっ...んんっ」

羚汰の舌に翻弄されて、体の力が抜けてゆく。

そんな体をゆっくりとベッドに押し倒され、深く舌が絡まり合う。

「...稜。昨日、どっちがよかった?」

やっと離れた時にふいにそう聞かれて、思考が追いつかない。

「ふえっ?」

「1回目と、2回目の、セックス」

な、何を聞いて!!

「そ、んなっ...」
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