この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
NEXT 【完結】
第66章 トケル
頭上のシーツを握りしめた稜の体が弓なりになって、その上がった腰を引き寄せるようにして羚汰が腰を動かしてゆく。

「...ああっ、んああっ」

手前をゆったり動いていたモノが、奥を小さく何度となく攻めてくる。
二人の体が小さく何度もぶつかり、稜の胸が体の上でふるふると震えている。
腰をつかんで引き寄せている手が、何度かその胸を鷲掴みにする。

「またっ、またきちゃううっ...あああっ」

稜の腰がぐんっと天井に突き出すようにして、また絶頂を迎える。

「ああっ...すごっ」

そのナカを耐える羚汰の動きが少し弱まり、稜の胸の上に羚汰の顔から滴る汗がぽたりと垂れる。

「やっ、やめないでっ」

体をわななかせながら、羚汰の体に腕を回す。

「稜っ?」

「もっと、...もっとして」

目に涙をいっぱい溜めて、羚汰を見上げる。

「羚汰も、気持ちよくなって...」

その言葉を聞いて、羚汰がぐんっと強く腰を進める。

「ぁああっ!」

「...そんなコト言って」

羚汰が片手を上げて、顔にかかる自分の髪を汗とともにかきあげた。

その姿があまりにもセクシーにうつって、稜の体にそれまで以上の電気が走る。

「知らないよ。会社行けなくなるんだから」

そう囁きながら、稜の耳元に舌をめぐらす。

腰が滑らかに大きく動いて、稜の体を大きく揺らせる。

羚汰の腕の中で稜の体が跳ね回る。

「やっ、それはっ」

少し後悔するも、羚汰に気持ち良くなってもらいたい気持ちは変わらない。

「もう、止められない...よっ」

「っ...いいよ。き...て...」

手を伸ばして、羚汰の肩から首にかけて抱き寄せる。

「ああ...稜っ」

何度も何度も熱い律動が繰り返される。

溢れかえっていた蜜が泡立ち粘り気を増して、大きな音を立てて二人の肌にまとわりついている。

「んあっ...ああああっ、りょぉっ...ああっ」

もはや叫びにも似た稜の嬌声が部屋に響いている。

稜はさっきから絶頂を何度も迎えていて、もう体がどうなっているのかさえわからない。

そのうねりより奥へと誘うナカを羚汰が大きく突き続ける。

「ああっ、ああっ、イくっ!!」

羚汰が大きく体を打ち付け、きつく抱きしめあった体に熱を放った。

2人はそのままきつく抱き合ってその開放感に身を委ねた。
/1240ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ