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NEXT 【完結】
第68章 羚汰side☆short ver.
「嫌がってるよーに思えないんだけど」

くすくす笑いながら、顔でパジャマを押しのけながらもう片方の胸を探して肌の上を伝う。

「ね!ほんとに、中に入ろう、よっ」

暴れていた稜の手が、羚汰の顔を両側から挟んで固定する。
涙を貯めた目が、上から睨んでいる。

「ぐふっ」

怒った顔も可愛いと思う俺は病気かもしれない。
結構力強いから、首痛いけど。

「ひょんにゃにいやぎゃるほほにゃいじゃふ」

稜の手で顔が潰れるほどほっぺたが挟まれて、ちゃんとした言葉にならない。
大げさに苦しがっていると、その手を緩めてくれた。

「ふはぁ...そんなに嫌〜?」

「ここが嫌なの!」

稜がバランス取りながら、ボタンをきちんととめ直している。
本気で怒っているようで、自然と俺の口もとんがる。

「ここでヤルのはどーかと思うけど。いちゃいちゃしてるだけじゃん?」

「いちゃいちゃじゃないじゃん...やり過ぎだもん」

稜に促され、室外機からしぶしぶ立ち上がる。

「えー。ホントに中に入んの〜」

窓を開けようとしている稜の背中にくっついて、腰に手を回し肩に顎を乗せ、最後の抵抗を試みる。

カーテンを避けながら無言で部屋に入る稜に、ぶーぶーと抗議を繰り返す。

「...だって。続き、シタいもん」

前を向いたままぼそっと稜がそう呟いたのが聞こえて、血が沸騰する。

稜が窓を閉めたと同時に指をすべらせて、その中心を捉える。
そこはもう蜜が溢れていて、少しワレメを触っただけで手がぐっしょり濡れていく。

「はんっ...」

「スゴイ。もうこんなにしてたんだ」

嬉しくなって稜の耳を口に入れながら囁く。

窓とカーテンの間で、二人の体が蠢く。

「やっ、ベッド、そこなのにぃ...」

寝室は狭いので、2歩ほど歩けばベッドなのだが、それすらも煩わしい。

「もう待てない」

稜のお尻に、イキリたったモノをこすりつける。

「待って...まだ、見えちゃうっ」

カーテンから逃れようとする稜の手を遮り、逆に開け放つ。

「ふぇっ、開けちゃうの!?」

「大丈夫、誰からも見えないよ」

同時に指を蜜が溢れるナカに差し入れてゆく。

音を立てて吸い込まれ、うねり誘うその動きに指を踊らせる。

「んああっ、あっ、やぁあっ」

窓ガラスに手を付いて悶える稜が、雲の合間から登ってきた朝日に照らされている。
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