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第9章 協力
今日は朝から何かとリョウと遭遇したし、長い間話した。

朝は、言いたいことを言えず何とも困った顔をしていた。その後は、軽く逆ギレ。
そうかと思えば、夕方はいつものにこやかなリョウに戻っていたし。そのあと何度も爆笑していた。
でも、神妙に謝っても来た。

電球や脚立を貸すとき、ちょっとリョウに触れてみたかった。流石に思い止まった。

漫画じゃないんだから、そんな手が自然に触れ合うとかありえない。

どんな手をしているのだろう。その手に触れられてみたい。

稜は、想像しながら自分で、部屋着の上をそっと触る。
ブラを外して自由になったその上をそっと撫でる。

「んふぅ...」

周りから両手の指先でゆっくり触り、段々増やした指で胸を鷲掴み中央へ寄せる。

「...はぁ」

稜は、ゆっくりベッドに横になった。
うつ伏せになりながら肩肘をつき、ワンピースタイプの部屋着を捲くって、そこから左手を忍ばせ、重力で重みを増す胸を揉む。
手のひらで固くなった先を感じると、指先で軽く摘む。
胸を散々さわってから、その手を下にそっとはわせてゆくー。

ピンポーーン

部屋のチャイムが鳴った。

ビクッとした稜は、固まってしばらくベッドから動けない。

ピンポーーン

また鳴る。

え?誰!?宅急便?

玄関ドアまで、出ようとすると声がした。

「すいません。俺です」

リョウだ!

さっきまで自分で淫らなことをしていたのが急に恥ずかしくなる。ドアを閉めたまま、なるべく平静を装って聞いてみる。

「...どうしたの?」

「それが...やってみたんですけど、電球の変え方が分かんなくって」

「...わかった。ちょっと待ってて」

この格好で出るのはマズい。上に何か羽織るもの、と探してあのパーカーを見つける。
流石にもう匂いがしなくなって、洗ったばかりだ。ついでに返そう。
自分で買った方を着て、前を閉める。

ドアを開けると、リョウが立っていた。

「すいません。真っ暗でよくわかんなくて。スマホ持ちながらしてたら、落ちそうになって、それで...」

「わかった、いいよ。替えたげる」

「いいんですか?」

「替えれないんでしょ。あ、コレ、ずっと借りてた。ちゃんと洗ってるからね。ありがとう」

肌触りが名残惜しいが、パーカーを返す。
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