この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
NEXT 【完結】
第71章 宿
白いレースだけで出来たそれは、中心にある狭くて薄く意味を成しているのかと思われるほどの裏地が淡いピンク色で。
縁取りにもそのピンクが施されている。
それ以外のレース部分は細かな柄で、全体的に肌が透けている。
腰に近い位置でぐっと細く、解けはしないが紐になっている。

羚汰がその紐の部分に下から指をひっかけるように通す。

「可愛い」

キスが徐々に下に下りていき、稜の腰が期待で動いてしまう。

ショーツには触れずに、内ももやおへそ下に何度もキスを落とす。

中心がじんわりと濡れ広がってもどかしい。

「...っ。羚汰...」

上半身を少しひねって、ショーツにかかったままの羚汰の指に手を伸ばす。

「ん?」

「脱ぎたい...」

足を動かされる度にくい込んでいくようなそれを、もう脱ぎ去ってしまいたかった。

「だーめ」

動き回っていた羚汰の顔が、その中心に近づいてきて、ショーツ越しに舌を這わす。
レースのザラザラとした感覚に羚汰の舌がまとわりついて進み、稜の膨らみをとらえる。

「あっ...やぁ...」

染みてきた蜜を吸い取るように羚汰の舌が躍動し、唇が吸い付いてゆく。
だけど、いくら薄くとも布越しのそれは羚汰が思うほどの刺激にはならない。

舌では無理だと悟ったのか、羚汰が這い上がってきて、その場所には指先があてがわれた。

布の表と裏とが違う液体で濡れ広がって、しっとりとしたその場所で指がぐりぐりと動き回る。

「んぁっ...」

ショーツの上から膨らみをこねたり、爪先で引っ掻くようにワレメを行き交いながら、唇は同時に胸の先を吸い付く。

「あ...ん...ちょく、せつ...」

「ん?」

稜が真っ赤な顔を、胸先を舐めまわしている羚汰に向ける。

「直接、...触って。お願い」

それを言い出すのを待っていたのか、にいっと笑って下におりてゆき、ゆっくりとショーツを脱がせる。

途中で片足だけ抜き取ると、大きく開かされる。
蜜をまとったそこが、大きく開いたことによって、ぱっくり開いているのが稜にもわかった。
開いた場所から、どくっと蜜がこぼれ落ちるのも。

「...やぁ...ああっ、んっ」

その蜜が浴衣に垂れるのを羚汰の舌が掬い取る。

稜の体は頭と肩甲骨のあたりを残して布団から浮き上がる。

薄い布が1枚なくなっただけで、稜の体が跳ね上がったのだ。
/1240ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ