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第71章 宿
また唇が重なって、下唇を挟むようにして吸い付く。
稜も動かして羚汰の唇を味わうと、位置を変え何度もその唇を重ねた。

「着てたワンピースも可愛かったー。今日1日、早く脱がせたいって、そればっか考えてた」

頭を撫でながら、羚汰がつぶやく。

「そればっか??」

両親の質問にあんなに真摯に答えている時も?

「あは。うん。だって、今日の稜、ホントに可愛い」

「...スーツ姿の羚汰も素敵だったよ」

顔中にキスを落としてくる羚汰に、稜も負けじと返す。

「ホント?」

嬉しそうに羚汰が覗き込む。

「凄く頼もしくて、ずっとドキドキしてた」

手を伸ばして、羚汰の髪の毛を触る。

「羚汰は幼く見えるって言うけど、この暗い髪の毛、すごく素敵」

限りなく黒に近い焦げ茶色で、あんなに明るかったのが嘘のようだ。
しかし、スーツ姿には本当によく似合っていた。
それに当初の明るい髪の毛では、ホストっぽくなってしまうだろう。

稜の手を、羚汰が手を絡めとり、目を伏せて口づけをする。

その仕草に体が沸き立つ。

互いに求めるように体が近づき、抱き合ってその舌を絡める。

「...ん...んっ、りょうたぁ、...好き」

「俺も...すげぇ好き」

見つめあってキスを繰り返す。

「浴衣、マジでヤバいね」

少し肌蹴てきた前合わせを引っ張って、胸前が大きく開かされた。

「...ひゃ」

羚汰の舌と指が這い回り、稜の体がうねる。

舌が引っかかったその先をそのままつついて、反対の丘では指がやわやわと動いている。

「...ん。...ふ」

硬くなってきた先を音を立てて口に含み、舐めまわす。
そんな羚汰の頭に手をやり髪の毛に指を通すと、羚汰がその場所で顔をあげてきて目が合う。

「気持ちい?」

堪えながらなんとか首を縦に振る。

嬉しそうな羚汰が、もう一方の胸先に移動して同じように愛撫を繰り返す。

「ぁ...んぁ...」

繰り返される刺激に、すっかり体の中心に暖かい蜜がじんわり広がっていて。
むずむずするそこを触って欲しくて、腰がゆるゆると動き出す。

羚汰の指が次第に降りていって、太ももからお尻を撫でまわす。

指先にひっかかるその感触で、新しいレースのショーツだとわかったらしい。

この日の為に稜が自分で用意をしたのだ。
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