この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
NEXT 【完結】
第71章 宿
「...りょっ、たっ。もう、もっ、ああっ...めっ」

息も絶え絶えに、羚汰の横に置いた手をついて伸び上がるように稜が果てる。
真っ赤に染まった体を震わせて、その波が過ぎ去るのを耐えている。

「んっ...ふぅん...ふ」

そんな稜の胸先を羚汰が口に含み舐めまわす。

「...可愛い」

その唇が移動し、稜の首筋を伝って唇と重なる。

羚汰が起き上がり、当然一緒に稜の体が起こされる。

「...後ろからしてい?」

稜の落ちてくる髪を撫でながら、羚汰が優しく聞いてくる。

「うん...」

もう一度唇が音を立てて重なってから、体が離れる。


まだかろうじて着ているといっていい浴衣を、羚汰が持ち上げて四つん這いになった稜のお尻をあらわにする。

体を動かしたことによって垂れてくる蜜を、その先から追いかけて羚汰が舐めとる。

「つっ...」

なかなか入ってこない羚汰の様子を、振り返って確認する。

両手の指でお尻を広げ、行灯に照らされ光っている場所をまじまじと見ているようだ。

「やっ、見ちゃだめ...」

稜が言い切るより先に、羚汰の舌がその場所で動き出す。

「あっ、そんなっ...んくっ」

何度か音を立てて溢れる蜜を吸われた後、勢いよく貫かれる。

「...あ!ああっ!!」

声を上げると同時に体を反らせて、手の中のシーツを掴み耐えていると、次の衝撃がどんどんやってくる。

大きく揺さぶられ、ついた手もあまりつっぱりにならなくなった頃、羚汰に後ろから抱き抱えられ体が立たされてゆく。

浴衣の前を今一度はだけさせされ、揺れる胸が鷲掴みにされる。
どんどん加速する律動に、稜だけでなく、羚汰の息も上がっている。

耳元でする羚汰のその声に、稜も余計に感じてしまう。

体をひねり腕を羚汰の頭に伸ばして、その舌を求める。

ぶつかりあう動きに舌先が触れては離れ、糸が垂れる。

胸を掴んでいた片方の手が、するすると下に降りてきて、稜の蕾に指をかける。

「んっ、んぁああっ、それ、だめっ」

稜の体が崩れて、布団の上になだれ込む。

それでも腰と指の動きをやめない羚汰に、稜の上体は投げ出すようにして揺れ悶えている。

ぐちゃぐちゃになったシーツだったであろう物を握りしめ、口をそこに押し当てて溢れ出る声を殺す。

「むふっ...んふっ...」
/1240ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ