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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第20章 首筋
見上げると、周くんの上気した頬と、静かに燃える瞳。

男の人の顔だ。

私はそれを怖いと思ってしまう。
逃げたくて、でも離れたくなくて、どうしたらいいのかわからなくなる。

「大丈夫?」

覗きこんでくる周くんの視線から目をそらす。

「ちょっと、びっくり、しました……」

体勢を立て直して、息を整える。
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