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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第20章 首筋
「あのさ……」

周くんが言いにくそうに呟いた。

「俺、もっと、こーゆーこと、したい、かも……」

私がびくっとなったのが伝わったらしい。
周くんは慌てて手を振った。

「奈緒姫が嫌ならしないっ」

私は黙っていた。
周くんが返事を待ってる。
どうしよう、何か言わないと。

「あ、あの……私、は……」

わかってる。
周くんはもうキスだけじゃ我慢できないんだ。
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