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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第21章 VS 佐和紀

あまりの恐ろしさに、俺の喉がひくつく。
「おまえ、本当に奈緒姫のことが好きなのか? ただの恋愛ごっこじゃないのか? 彼女が欲しいからとか、童貞はカッコ悪いからとか、……奈緒姫はそんな理由で好き勝手していいような存在じゃない。ガキは引っ込んでろ」
低く、ドスの利いた声だった。
俺が黙りこんでいると、ウェイトレスがメニューを持ってきてくれた。
俺は肩から荷物を降ろしてすらいなかった。
「恋愛ごっこじゃ、ありません……」
突き刺さる敵意に怖じ気づきながら、俺は何とか反論しようとする。
「おまえ、本当に奈緒姫のことが好きなのか? ただの恋愛ごっこじゃないのか? 彼女が欲しいからとか、童貞はカッコ悪いからとか、……奈緒姫はそんな理由で好き勝手していいような存在じゃない。ガキは引っ込んでろ」
低く、ドスの利いた声だった。
俺が黙りこんでいると、ウェイトレスがメニューを持ってきてくれた。
俺は肩から荷物を降ろしてすらいなかった。
「恋愛ごっこじゃ、ありません……」
突き刺さる敵意に怖じ気づきながら、俺は何とか反論しようとする。

