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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第32章 噛み痕
小さな痛みが走って、見ると、周くんが肩にかぶりついていた。

時々本当に痛いこともあるけど、最近は手加減してくれるようになった。
というか、痕が残る最低限の力加減を覚えてくれた。

「やっぱり太ももの方が痕がつきやすいかも」

周くんがぽつりと呟く。
また私の体で何か研究しているみたいだ。

私の体には周くんのつけた歯形がいっぱいある。

やっぱり私、修学旅行に行けなくてよかったかも。
みんなと一緒にお風呂なんか入れない。
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