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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第32章 噛み痕
「周くん……」

抱きつきながら、ねだるように名前を呼ぶ。

散々焦らされて私の体はとろけきっていた。
膝をもじもじさせて少しでも切なさを逃がそうとする。
いっぱい痕つけてって言ったのは私なのに、途中からおねだりを我慢するので必死だった。

「すごいね」

周くんがそこに触れる。
たちまち私は嬌声をあげた。

「ああっ! ふあぁっ!」

待ちわびた刺激におののく。
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