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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第33章 コスプレ
サークルのカメラ担当者が、ファインダーを覗きながら、「後ろの三人、もうちょっと右にズレて!」とか「二列目、もっと腰落として!」とか叫んでいる。
微調整がかなり大変らしい。
そのうち俺の腕がぷるぷるしてきた。
同じポーズのまま止まっているのってけっこう筋肉を使う。
日本刀も時間が経つにつれて重くなってくる。
「アマネくん、表情固い!」
ええええええ!
その時、奈緒姫がこっちを見ているのに気づいた。
カッと顔を熱くなる。