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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第34章 台所で
周くんがといでくれたお米にキノコとおつゆを入れて炊飯器のスイッチを押す。
豆乳鍋の方も味見してみたけど大丈夫みたいだ。

「これでしばらく火にかけておけば完成だよ」

「へー、奈緒姫、料理作るの上手なんだね」

「えへへ、そうかなぁ」

あんまり手の込んだものは作れないけど、毎日やっていると慣れてくる部分はある。

台所は綺麗に片付いていた。
私が何かやる度に、周くんが横で後始末をしてくれたからだ。

お兄ちゃんたちもこういうふう手伝ってくれるといいんだけどな。
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