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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第41章 家族

「母さんには俺が教えてあげるよ」
「僕も独り暮らしの経験あるから、少しは家のこと出来るよ?」
俺と綾希さんが両脇から言うと、母親は頭を抱えて下を向く。
「息ぴったりで責め立てるのはやめてよね……」
今まで大人しく様子を見守っていた奈緒姫が、小さく呟いた。
「もしもアヤ兄が歌子さんと結婚したら、私、周くんのおばさんになるのかな?」
そっか。
奈緒姫の方が年下だけど、続柄としてはそうなるのか。
奈緒姫と親戚になるって、ちょっと不思議な感じ。
何というか、わくわくする。
太基さんが声をあげる。
「それって、奈緒姫と周くん、結婚出来なくなるんじゃない? 三親等以内は無理でしょ?」
「僕も独り暮らしの経験あるから、少しは家のこと出来るよ?」
俺と綾希さんが両脇から言うと、母親は頭を抱えて下を向く。
「息ぴったりで責め立てるのはやめてよね……」
今まで大人しく様子を見守っていた奈緒姫が、小さく呟いた。
「もしもアヤ兄が歌子さんと結婚したら、私、周くんのおばさんになるのかな?」
そっか。
奈緒姫の方が年下だけど、続柄としてはそうなるのか。
奈緒姫と親戚になるって、ちょっと不思議な感じ。
何というか、わくわくする。
太基さんが声をあげる。
「それって、奈緒姫と周くん、結婚出来なくなるんじゃない? 三親等以内は無理でしょ?」

