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少年悪魔
第9章 苛立つ心
「な、何よ…」
「んー?繭とハルはチューくらいしたのかなぁって思っ…」
言い切らない内に、雛乃の目が点になった。
繭が耳まで赤くして涙目になっている。
「ええ!?何、チューしたの!?したの!?したのね!?」
雛乃が両手で口元を押さえながら、興奮気味に訊いてくる。
「初キスってやつでしょ!?いつしたの!?」
「か、帰りに、ちょっとだけ…」
本当はちょっとどころか、濃厚なキスだったが、恥ずかしいので繭は少しだけ嘘をついた。しかも、キスは初めてどころか、既に数回はしているが、そこは黙っておく。
「んー?繭とハルはチューくらいしたのかなぁって思っ…」
言い切らない内に、雛乃の目が点になった。
繭が耳まで赤くして涙目になっている。
「ええ!?何、チューしたの!?したの!?したのね!?」
雛乃が両手で口元を押さえながら、興奮気味に訊いてくる。
「初キスってやつでしょ!?いつしたの!?」
「か、帰りに、ちょっとだけ…」
本当はちょっとどころか、濃厚なキスだったが、恥ずかしいので繭は少しだけ嘘をついた。しかも、キスは初めてどころか、既に数回はしているが、そこは黙っておく。