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少年悪魔
第13章 そんなこと、知らない
「マーキングしていた人間の女の子のことを本気って言ったわね。その子と体を重ねれば重ねるほどに、彼女の精気は貴方に奪われて」
エリーが一旦言葉を切り、短く息を吸う。


「――死ぬわよ」


遥斗の心臓の拍動が、体内で重く、低く響いた。
繭が、死ぬ。
唇や体を重ねた人間から精気を奪うことは知っていた。
だけど、気配が定着して、その後も抱き続けていたら、相手は大量に精気を奪われて、いつか死ぬなんて。
そんなこと、知らない。
エリーが憐れみの目を向ける。
「昔もそんな顔していたわね」
「昔…?」
「初めて私と会った時よ」
ああ、と遥斗は思い出す。
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