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少年悪魔
第15章 苦悩
「十七の時にその子を初めて抱いてから、エリーにそれ以上のめり込むなって忠告されたよ。好きの感情のまま抱き続けたら、精気を奪われて、彼女はいつか死ぬからってね。そんなの嫌だから何とかしてくれって、エリーに泣きついたよ」
「…それで…?」
遥斗が恐る恐るというのが相応しい口調で訊いた。
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