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少年悪魔
第16章 条件
呆然としている繭を無視して、エリーは話を続ける。
「私達上級悪魔は記憶は消えないし、元は悪魔であるハルも記憶は残ったままよ」
「…ハルは、覚えたままなんですか?」
繭の問い掛けに、エリーは黙って頷いた。
遥斗と他の悪魔だけが、覚えている。
だけど、繭は覚えていない。
そんな状況、遥斗が辛くなるのではないだろうか。
けれど、このまま繭が抱かれ続けていつか死ぬか、繭を諦めるかという状況もまた、遥斗を追いつめている。
繭は何も出来ずにいるしかないのだろうか。
何も力になれないのだろうか。
繭の目から、涙が溢れて零れ落ちた。
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