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少年悪魔
第17章 少年の迷いと、少女の決意



がやがやと賑やかな話し声が聞こえてきて、遥斗が目を開けると教室には生徒が集まって雑談をしていた。
時計を見れば午前八時四十分。いつの間にか遥斗は眠っていたらしい。
まだ眠い目を擦り、伸びをして体を覚醒させる。


「――ハル」


遠慮がちな声と共に遥斗の前に現れたのは、繭だった。
心なしか、少し目が赤い。
「…放課後、いつものゼミ室に来て」
泣きそうな声で、それだけ言うと、遥斗の返事を待たずに繭は自席に戻った。
繭の様子が気になった遥斗が席を立とうとすると、チャイムが鳴り、ショートホームルームを始めるために、担任教師が教室内に入ってきた。
遥斗は仕方なく浮いた腰を下ろした。
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