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少年悪魔
第4章 大っ嫌い
そっと目を開けてみる。
「ハル…?」
遥斗が悪魔の首根っこを掴んでいる。悪魔がじたばたと小さな手足を動かして抵抗していた。
「あの子に悪さをしないなら離してあげるよ」
遥斗の言葉にこくこくと頷いた悪魔は床に下ろされると一目散にどこかへ行ってしまった。
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