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少年悪魔
第5章 青年悪魔
「何で太もも触ってるのよ!最低!悪魔って本当に最低!」
そう言って、繭は廊下を走り去った。
礼也は頬をさすりながら、繭が走って行った方を眺め、口の端を歪めた。

「なんだアレ、面白いなあ。…益々気に入った」

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