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少年悪魔
第6章 できない
「…気配を移したのもマーキングの話をしたのも、誰がしたのかは大体想像つくけどね」
はあ、と溜め息をついて、遥斗が再び口を開いた。
「…マーキングのことだけど、キスイコール、マーキングじゃないって言うのは、ある意味そうだけど、ちょっと違う」
「違う?」
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