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第6章 つながる二人

「分かってる、結依のこの能力があったからこそ叶うはずのないトモとの恋が成就したし、君とも親しくなれたってこと…でも心配なんだ、今日みたいなことがまた起きるんじゃないかって…」

僕は振り向いて結依を抱き締めた。

「庸介君…」

「前に下着を見せようとしたのも、憑依されてたからだよね？あの時だって、他の人にも見せたんじゃないの？」

「…」