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お憑(つ)かれさん
第6章 つながる二人
【結依 side】


神社の前で別れようとすると、庸介君はゴン爺に挨拶すると言い張り、母屋までついてきた。

玄関の戸を開けようとしたら中から勢いよく飛び出したゴン爺に、
「何時だと思っとるんじゃ、結依!」
大声で怒鳴られる。

「申し訳ありません!」




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