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お憑(つ)かれさん
第6章 つながる二人
――翌朝…


通学電車に、途中の駅から彼女らしき女の子と丸野君が乗ってきた。

私は反射的にお尻を鞄で隠してしまったけど、丸野君はこちらに気づいたはずなのに知らんぷりしている。

その素っ気ない態度に、
(良かった、もう言い寄って来なさそう…)
私は安心した。




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