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お憑(つ)かれさん
第8章 ゴン爺の正体
気を失った私は目覚めたらまたベッドの上で、部屋には夕陽が射し込んでいた。

携帯の待受を見ると翌日の3時半すぎだった。

庸介君から何通かメールが届いていて、内容によるとどうやら学校にはゴン爺から体調不良で休むと連絡してあるらしい。

私は起き出して伸びをし、携帯と財布だけ持って頭を整理するため散歩に行くことにした。





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