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お憑(つ)かれさん
第4章 思い出の彼女
「むしろ能代さんだから信憑性があるっていうか…それにさっき『ポンタ』って中山さんに呼ばれた気がしたんだよね」

「そっか、結依は『ポンタ』なんて呼ばないしね」


能代さんとは似ても似つかないのに、もう声も姿も中山さんにしか見えなくて、僕は自分の順応性の高さに驚くばかりだ。





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