この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第5章 募る想い―杏side-

ブラインドの隙間に差し込む陽光は西日になっていた。
「そろそろ帰らないと…」
私の門限は19時半・・・
「俺の処女を捧げたお嬢さんにディナーをご馳走したい所だが、門限有りのお嬢さんには無理な話だな」
改めて言われると…カラダの体温がテレ臭さで上昇する。
―――――私はオトコを知ってしまった。
汚されたキモチはない。初恋の人に破瓜された喜びで一杯だ。
帝さんが私のキモチに応えくれたら…もっと嬉しいけど。
でも…そんな、大それた望みは願わない。
「そろそろ帰らないと…」
私の門限は19時半・・・
「俺の処女を捧げたお嬢さんにディナーをご馳走したい所だが、門限有りのお嬢さんには無理な話だな」
改めて言われると…カラダの体温がテレ臭さで上昇する。
―――――私はオトコを知ってしまった。
汚されたキモチはない。初恋の人に破瓜された喜びで一杯だ。
帝さんが私のキモチに応えくれたら…もっと嬉しいけど。
でも…そんな、大それた望みは願わない。

