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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第5章 募る想い―杏side-
「…明日は『クリスタル』に出向だ」


「わかりました…」


彼が事務所不在時はアルバイトは休み。


「今度はいつ出勤すれば…?」


「そうだな…。来週は盆休みに入るし、バイトはいいよ。その代り、俺と一緒に何処かに行こう」


帝さんと二人で何処かに行く…


「それってデートですか?」


「そうだ・・・」


帝さんは腕を組んで優しく微笑む。


「男性と二人で何処かに出かける…初めての外出です」



「初体験済みなのに…デートもしたコトがないのか・・・面白い。お嬢さんだ」



帝さんは軽やかに笑って私の肩に手を掛ける。

眼鏡越しに見える彼の瞳は優しさに満ちていた。先ほどの暴挙が嘘のようだ。

でも、私は帝さんに抱かれた。

秘所を疼かせる痛みが全てをリアルにする。

「記念の初デートだ。期待していいから・・・」


「はい・・・」


帝さんに触れられるとカラダが火照る。そして、先ほどの初体験が走馬灯のように脳裏を巡った。





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