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リベンジ!
第5章 子宮頸がん検診
椅子の横にある、カーテンが気になった。

このカーテン、自分で閉めるのかな?


閉めたい。

閉めて欲しい。

閉めて下さい?


このままでは、恥ずかしくも股を開いたままで、隆盛の顔を見る事になる。



自分で閉めようか迷ってたら、隆盛が来てしまった。


「はい、では椅子を倒しますね。楽にして下さい。」


楽に何かできるかい‼︎

あたしは、ビシビシに緊張し椅子が動くまま、背もたれは横に倒され、足を置く受け皿が左右にゆっくりと開きながら高く持ち上がっていく。


この姿勢!!
アソコを見てくださいとばかりの、M字開脚!!

もう、やだ!
めちゃくちゃ恥ずかしい‼︎

なんて所見せてるんだろ…コレが元彼じゃ無ければ。

あたしは、何度も後悔した。



カーテンを閉めなかったから、やっぱり開いた股の間から隆盛の顔を見るコトになってる。


隆盛と目が合うと


「あっ⁉︎ 失礼…。」


慌てて、カーテンをシャーと閉めてくれた。

下半身をカーテンで仕切られ、あたしはひとまずホッとした。


「すみませんね、いつもはナースが準備してくれるので。」


ナース頼りだな。

もしかして、ナースちゃんが彼女だったりするのかな。

もう結婚しててもおかしくないか…。
別れてから、何年も経っているんだから。



そう考えるとチクリと胸が痛んだ。

あれ⁈

何よ…この感じは…。



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