パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 お誕生会

「隆盛、ここなの？」


着いたお店は、普通のファミレスだった。


「懐かしいだろ？」


「…うん。久しぶりだね…。」


そこは、高校生の時にみんなで通った、懐かしのファミレスだった。


高級料理は？

なんだかな〜…期待外れで、ちょっぴりがっかりしてたり。





「あ〜、本当に懐かしいなぁ…隆盛とあたし、優花と翔平みんなでよく来てたよね。」

「そうそう、みんなで不幸自慢よくしたな。」

隆盛は、昔を懐かしむように遠くを見つめた。



「優花と新菜は、コンソメスープ派だったな。俺と翔平はコンポタ派でさ、しょうもないバトルしたよな？どっちが美味いかなんてさ。」


ファミレスのドリンクバーを見渡すと、昔に戻ったようだ。いつも四人は、ドリンクバーの近くの席をとってどうでもよい議論を熱く語っていたのだ。